おすすめ 小説 鳥かごの大神官さまと侯爵令嬢

あとがき

おすすめ 小説 の紹介文に、何をあとがきとして書けばいいのかと担当の方に尋ねたら、「何でもいいので、読み終えた後の感想でもネタバレなしで書いておいてください」と、よくわからない指示をいただいた。

……「何でもいい」じゃないじゃない?

読後の感想を、ネタバレなしで書けばいいのね。

それならばともかく、「鳥かご」の話。

もう、最初にどんな作品なのかという説明の時から、ちょっとハラハラしながら読み進めてみた。するとやっぱり最初に腹が立った。

なに、この王室?

人の上に立つ者がする行いではない。

そもそも、うちの夫がこの場にいれば、即乗りこんでいって大暴れしているわ。大事な娘に痛い思いをさせられたのですから、それはもう大怒り。おそらくは目についた相手を全員ぶん投げてくるでしょうね。

それだけのことをされたというのに、この主人公も周りの人達もなんだか甘いと思う。だって、誰にも知られないのだから、まあ、いっか、と呑気。

そんな呑気なことを……と思いながら読み進めたら案の定だった。

ほら、広まってる。当然でしょ、人の不幸は蜜の味って、上流階級に巣食う輩の考えそうなことだわ。

けれどそのおかげもあって、っていう部分もあるのよねぇ……困った。

個人的な結論としては、娘さんの切り替えの良さにホッとしたわ。けれど、また見た目や肩書で相手を見誤らないでねと、そんな風にも思った。

そうして二人ははじめて出逢って、そこからいろいろな物語へとつながっていく……。なんだか、旦那と出逢った日の事を思い出しちゃうわね。

そうして、滾々と長い夜が ふけていくわけで……

鳥かごの大神官さま と侯爵令嬢 | 作者: 奏多
鳥かごの 大神官さまと侯爵令嬢 | 作者: 奏多
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